SOMETHING LACKING
街には二種類の住人がいる。人間と、人間では無い者たち。
彼らは〈ラッカー〉と呼ばれ、その違いを明確に区別されてきた。
わかっていたのは「違う」ということだけ。それだけわかっていれば十分だったのは、
違っていても、私たちは同じ街でただ生きることができたから。
表面上の違いを強調して境界線を引くことはある意味、未知への恐怖を抑え込む手段だった。
けれど20年前、それは瓦解した。自由と平等の名の下に。
by Ms.Professor
CHARACTOR
フラッツ
Flats
認定企業特務部門でキトリーとペアを組み働く白い帽子とコートの男。
仕事のためなら手段は選ばず、行き当たりばったりの行動力で困難な案件に挑む。
キトリー
Quittree
フラッツとペアを組み現場での活動をサポートする相方。頑固で気難しく、なかなか人を寄せ付けない。人間を頑なに嫌っている。
クラウン
Clown
フラッツの任務を妨害するように突如姿を現した謎の男。
ペーパーバッグ
Paperbag
謎の男の指示に従いフラッと交戦。身につけた衣装は20年前のラッカー収容施設のものである。その後、男と共に姿をくらますが…
テッセン
Tessen
フラッツの同僚であり、良き理解者。「任務に失敗するまで髪を切らない」誓いをたてている。社内では数少ない穏健派。
アイアイ
I-i
テッセンのペアの相方。本名はジェミニコラスだが、ブレンダ以外は通称アイアイの名で呼ぶ。几帳面で神経質。
マダム
Madam
特務部門創設初期から勤続する古株。フラッツ入社時の実技訓練の教官であった。3人の子どもを抱えるシングルマザー。
ブレンダ
Blenda
マダムの相方。どんな時でも鷹揚と構え、アイアイを使うことに長けている。彼女の臆すること無い（空気を読まない）発言が状況を打開する。
COMIC
SOMETHING LACKING 1
B5/88P
COMITIA116頒布
(通販取り扱い中)
SOMETHING LACKING 2
B5/108P
COMITIA125頒布予定
Origin:Flats
全13回
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なんかちょっとものたりない人たち〈マスタードホットドッグ編〉
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